ニンテンドー3DSは、任天堂が製造した携帯型ゲーム機です。このシステムは2010年3月に発表され、ニンテンドーDSの後継機としてE3 2010で公式に発表されました。このシステムは、古いニンテンドーDSビデオゲームとの下位互換性を備えています。第8世代のコンソールとして、主な競合相手はソニーのPlayStation Vitaでした。

​

この携帯型ゲーム機の最も顕著な特徴は、3Dメガネや追加アクセサリを使用せずに立体3D効果を表示できることです。また、ニンテンドーネットワークを搭載したStreetPassおよびSpotPassタグモード、3Dカメラを使用した拡張現実、所有者が古いビデオゲームシステムで最初にリリースされたゲームをダウンロードしてプレイできるバーチャルコンソールなどの新機能を提供します。また、ニンテンドーeショップと呼ばれるオンライン配信ストア、Miiverseと呼ばれるソーシャルネットワーキングサービス（2017年に終了）、インターネットブラウザ、Netflix、Hulu Plus、YouTubeストリーミングビデオサービス、ニンテンドービデオなど、さまざまなアプリケーションがプリロードされています。 Swapnote（ヨーロッパとオーストラリアではNintendo Letter Boxとして知られている）と呼ばれるメッセージングアプリケーション、およびMiiメーカー。

​

ニンテンドー3DSは、2011年2月26日に日本で発売され、2011年3月から世界中で発売されました。それから6か月も経たない2011年7月28日、任天堂は発売時の売り上げが期待外れだったため、249ドルから169ドルへの大幅な値下げを発表しました。同社は、発売当初の価格でシステムを購入した消費者に、ニンテンドーeショップから10個の無料のNintendo Entertainment Systemゲームと10個の無料のGame Boy Advanceゲームを提供しました。この戦略は大成功とみなされ、このゲーム機は発売後2年間で任天堂の最も成功した携帯型ゲーム機の1つになりました。2020年3月31日現在、ニンテンドー3DSファミリーのシステムの合計販売台数は7,577万台です。

​

3DSは、発売以来何度も再設計されました。大型モデルのニンテンドー3DS XLは、90% 大きい画面を特徴とし、2012 年 7 月に日本とヨーロッパで初めて発売されました。固定の「スレート」フォーム ファクターで、裸眼立体視 (3D) 機能のない、コンソールの「エントリー レベル」バージョンであるニンテンドー 2DS は、2013 年 10 月に欧米市場で発売されました。New ニンテンドー 3DS は、より強力な CPU、C スティックと呼ばれる 2 つ目のアナログ スティック、追加ボタン、改良されたカメラなどの変更を特徴とし、2014 年 10 月に日本で初めて発売されました。

2020 年現在、3DS XL、New 3DS、New 3DS XL、および 2DS モデルは日本での生産を終了しています。

(ウィキペディア)